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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2012年4月10日 シドニー 栗原政臣

豪:Poseidonのニッケル鉱山、再開へ

 2012年4月4日付けの地元紙等によると、Poseidon Nickel社(本社:豪パース)の会長Andrew Forrest氏は、WA州Windarraニッケル・プロジェクトの再開発を支援すると明言した。豪州鉄鉱石鉱山会社Fortescue Metals Group社会長でもあるForrest氏は自身が所有するForrest Family Investmentsを通じて8百万A$のつなぎ融資を行い、20百万A$相当のPoseidon社の新株を引き受けると報じている。
 Windarraニッケル・プロジェクトは、1969年に旧Poseidon社(1976年経営破たん)により発見され、WMC社(現BHP Billiton)により1972~78年間及び1984~91年間に、鉱量7.2百万t、品位Ni 1.59%(ニッケル量84,600 t)が採掘されたが、ニッケル価格低迷により操業を中止した。2005年に、Poseidon Nickel社(当時の社名はNiagara Mining社で、Windarra鉱床発見会社のPoseidon社にちなみ2007年に社名を変更)がBHP Billitonから、Windarraニッケル・プロジェクトを8百万A$で獲得した。
 Windarraニッケル・プロジェクトは、当時のWMC社の試算(JORC非準拠)では、ニッケル量で54,400 tの残存が計上されている。Poseidon社は2013年から年間1万t(精鉱中ニッケル純分)の生産を目指しているが、現在の価格では再開は困難との見方もある。

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