閉じる

ニュース・フラッシュ

2012年4月16日 ロンドン 小嶋吉広

シエラレオネ:Sierra Rutile社、Q1の生産実績を発表

 チタンの原料となるルチル・イルメナイト鉱の採掘を行うSierra Rutile Ltd.(ロンドンAIM上場)は、2012年4月10日付けのプレスリリースで2012年Q1の生産実績を発表し、現在取り組んでいる生産拡張計画が順調に進んでいることを明らかにした。ルチル鉱の生産は、対前年同期比48%増の20,693 t、イルメナイト鉱は同57%増の4,960 tとなり、ルチル鉱の2012年生産量は80,000 tとなる見込みである。
 同社の主力プロジェクト(D1 Dredgingプロジェクト)は湖沼からの浚渫による鉱石の採掘であるが、2011年10月に生産拡張計画を発表し、既存プロジェクトの他、陸地での採掘や尾鉱からの回収プロジェクトを開始したところである(投資金額52百万US$)。これら新規プロジェクトは2013年に生産開始の見込みである。
 同社の鉱区は天然ルチルを生産する世界有数のプロジェクトであり、1967年に生産が開始。1990年代前半にはルチル鉱の世界生産量の30%を占めていたが、内戦に伴い1995年より生産が一時休止し、2006年に再開された。同社の発表による精測及び概測資源量は、ルチル鉱6,254千t(品位1.42%)、イルメナイト鉱3,260千t(同0.74%)となっている。

ページトップへ