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ニュース・フラッシュ

2012年4月16日 ジャカルタ 高橋健一

インドネシア:国営Antam、アサハン・アルミ製錬所へのアルミナ供給を計画

 2012年4月11日付け地元紙報道によれば、インドネシア国営非鉄鉱業企業Antamは、現在FS実施中の西カリマンタンMempawahスメルター・グレード・アルミナ精錬所から生産されるアルミナを、北スマトラにあるアサハン・アルミ製錬所に供給する計画があることを明らかにした。計画中のMempawahアルミナ精錬所の生産能力は120万t/年になる予定で、このうち、約50万tのアルミナをアサハン製錬所に供給し、残りの70万tはアジア、欧州に輸出する計画である。
 一方で、現在、アサハン製錬所への資本参加ではなく、アルミナ供給のみにとどまる計画の模様。Antamの現在の計画では、Mempawahアルミナ精錬所プロジェクトは、投資額10億US$、2012年中の建設開始を予定している。
 エネルギー鉱物資源省のデータによれば、インドネシアはボーキサイト資源埋蔵量として、34.7億tを有している。しかし、国内にアルミナ精錬所が無いため、ボーキサイト鉱石は全て中国などに輸出されている。一方、アサハン・アルミ製錬所へは豪州からアルミナが供給されている。Mempawahアルミナ精錬所は、国内でのボーキサイト~アルミ製錬までの一貫したサプライチェーンを確立するものとして期待されている。

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