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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2012年4月23日 リマ 山内英生

エクアドル:Kinross Ecuador社とのFrura del Norte金・銀プロジェクトに係る採掘契約交渉が難航

 2012年4月13日付け地元紙等によると、Pastor 非再生天然資源大臣は、Frura del Norte金・銀プロジェクトを所有するKinross Ecuador社との採掘契約交渉が難航していることについて、2011年12月の暫定契約では、金価格が1,650 US$/ozを超える分に対して超過利潤税70%を課すことで合意したが、その後、Kinross Ecuador社の親会社であるKinross Gold社が合意に反対しているため交渉が行き詰っていると説明した。同大臣は、超過利潤税率70%は鉱業法の規定に基づくものであり、税率の変更は不可能であるとしている。
 また、4月末にKinross Gold社のTye Burt社長が来訪し交渉する予定であるが、合意に至らない場合には、Kinross Ecuador社は更に1年間に亘って探鉱活動を継続する権利があり、この間に採掘契約交渉を続けることになるが、不調に終われば鉱業権は国に返却され、入札により新規進出企業に権益を譲渡することとなると説明した。
 鉱業専門家は、鉱業開発は石油開発とは異なり、自己リスクで長期に亘る探査・探鉱が強いられること、また、商業規模の鉱床の発見確率は低く、このため投入した費用は金属価格が高騰した際に回収を目指すので、他国で例のない高率の超過利潤税の適用を認めさせることは難しいとコメントしている。

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