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ニュース・フラッシュ

2012年4月26日 サンティアゴ 神谷夏実

ブラジル:Vale、2012年Q1、天候不順、中国経済減速で減益

 Valeの2012年Q1の業績は、中国経済減速による鉄鉱石価格低迷、ブラジルでの降雨の影響を受け大きく減益となった。同期の売上は110.5億US$で、前期比23%減、前年同期比16%減、純利益は、38.3億US$で前年同期比44%減となった。同社の主力商品である鉄鉱石、非鉄金属販売量の減少、鉄鉱石、ペレット価格低下が影響した。通常Q1は、経済活動の落ち込みがみられ、またブラジルでは降雨による生産への影響が出るので、減益となることは季節要因とも取れるが、今回は、対前年同期比での落ち込みも目立つ。鉄鉱石販売量は、54.8百万tで、57.7百万tから減少した。販売価格も、126 US$/tから109 US$/tまで下落した。またペレット販売量は10.4百万tで、ほぼ同量であったものの、価格は181 US$/tから162 US$/tまで下落した。Valeは、Q1は生産減となってものの、2012年の生産計画への影響はないとしている。また鉄鉱石、その他鉱物資源の市場は依然としてタイトで、鉄鉱石価格は120 US$/tを下回ることはなく、収益確保のための投資を続けるとしている。

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