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ニュース・フラッシュ

2012年5月4日 ロンドン 小嶋吉広

ドイツ:資源確保に向け、企業連合が探鉱ファンドを設立

 2012年1月、独の大企業12社は資源確保に向けた企業連合を結成し、2012年4月25日付けメディア報道によれば、同企業連合は探鉱プロジェクトへ出資するため13億US$のファンドを設立する模様である。同企業連合のDirectorであるDierk Paskert氏が語ったところによると、開発段階では市中銀行からの資金調達が容易であるが、探鉱段階では資金調達が難しいため、ファンドの設立によって優良なプロジェクトを探鉱段階から支援したいとしている。なお、出資するプロジェクトは非上場のプロジェクトを想定している。
 ターゲット国としては、独政府が資源開発分野で協力をしているカザフスタンとモンゴルが有力であるが、長期的にはカナダ、豪、南米にも展開する予定である。また同企業連合は現在、独の中規模の企業に対しても参加を呼びかけているが、将来的には、独以外の企業にも門戸を開く予定である。
 2012年1月に設立された時点での加盟企業は以下の12社である。
 化学業界:BASF、Bayer、Evonik、Wacker Chemie、Chemetall
 自動車業界:Daimler、BMW
 鉄鋼業界:ThyssenKrupp、Georgsmarienhutte Holding、Stahl-Holding-Saar
 非鉄業界:Aurubis
 電気電子業界:Bosch

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