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ニュース・フラッシュ

2012年5月5日 モスクワ 大木雅文

ロシア:Norilsk Nickel、ヴォロネジ州の鉱床開発権落札に期待

 2012年4月20日付け現地報道によると、4月20日、エラン及びヨルカ銅ニッケル鉱床(ヴォロネジ州)開発権の入札参加書類の受付が締め切りとなった。開発権獲得に向けて書類を提出したのはNorilsk Nickel(本社:モスクワ市)、ウラル採鉱冶金会社(本社:スヴェルドロフスク州ヴェルフニャヤ・ピジマ市)、ロシア銅会社(本社:スヴェルドロフスク州エカテリンブルグ市)である。
 Norilsk Nickelのユーリー・フィリポフ生産担当副社長によれば、これら鉱床の開発を同社が行うのが最も効果的であり、国家にとっても有効であるとしている。
 同氏は「当社は、ムルマンスク州のコラ採鉱冶金会社の冶金処理の稼働率を上げるという観点でヴォロネジの鉱床に関心がある。コラ採鉱冶金会社は採掘に伴って高品位鉱の量が減少し、鉱石中の金属品位が低下しつつあり、採掘量を増やしてもこの低下を補うことができない。その結果、最終金属の生産縮小、生産施設の稼働停止、雇用削減に至り、極北地方の生活の特殊性から従業員や地域内の社会的緊張が高まる」としている。

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