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ニュース・フラッシュ

2012年5月7日 バンクーバー 片山弘行

加:ファーストネーション2部族、Matamec社Zeus(Kipawa)プロジェクトに懸念を表明

 2012年5月1日付けの現地報道によると、ケベック州東部のファーストネーションであるWolf LakeファーストネーションとEagle Villageファーストネーションが、Matamec Exploration Inc.(以下、Matamec社)が部族の伝統的土地で開発を提案しているZeus (Kipawa)レアアースプロジェクトに関して懸念を表明する声明を発表している。
 ファーストネーション2部族は、ウランやトリウムと共に産出するレアアースの採掘、処理に関して環境懸念があるとし、具体的問題として低レベル放射性尾鉱の適切な管理を挙げている。その一例として、米国マウンテンパス鉱山やその他の国での多数の環境問題を引き合いに出している。
 上記2部族は、2012年4月17日にMatamec社とMOUについて協議し、この中でMatamec社に、探鉱期間中、直接上記2部族と協議することを確約させるとともに、ファーストネーションの社会学的・文化的影響の調査費用及びMatamec社による経済性調査・環境調査の結果をファーストネーション側が評価するための独立専門家の費用を負担させることとしている。MOUは、未だ交渉中であるものの、締結は近いとのことである。

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