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ニュース・フラッシュ

2012年5月13日 モスクワ 大木雅文

カザフスタン:地質調査に係る国家規制システムに批判

 2012年5月4日付け現地報道によると、Polymetal社(本社:サンクト・ペテルブルグ市)のヴィタリー・ネシスCEOはインタビューに応え、「当社はカザフスタンでは地方政府、中央政府との問題は全くない。批判するとしたら地質調査の国家規制システムである。煩雑で何段階もあり、あまり透明性があるとはいえない」と述べた。
 同CEOは「あらゆる手続きに時間がかかることは甘受できる」としつつ、「しかし、そのプロセスに様々な省庁や組織が多数加わることで状況が複雑化し、我々がどれだけ動いてもカザフスタン進出当時の地質調査ライセンスの1件は未だにそのままである」と述べている。
 Polymetal社は金・銀採掘を行うロシア企業で、ロシアとカザフスタンに操業中の事業所と開発プロジェクトを有している。登記上の本社はジャージー島。
 また、4月19日付け現地報道には、ENRCカザフスタン(本社:アスタナ市)のナリマン・アリポフ鉱業部長が、カザフスタンで地下資源利用者が地質調査を行う際の主な障害は、同国の地下資源・地下資源利用法の規定にあるとし、同社は「現在、地質調査に投資する用意がある。しかし、我が国の法律の規定では許可取得に1~2年を要する。当社はブラジルやアフリカの案件に毎年巨額を投じることができ、しかも許可は3か月で取れる。」と述べている。

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