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ニュース・フラッシュ

2012年5月14日 バンクーバー 大北博紀

加:好調なBC州の探鉱投資

 2012年5月14日付け現地報道によると、BC州の過去5年間(2007年~2011年)の探鉱投資額は、2008年の世界経済の崩壊や長引く欧州の債務不安にも関わらず、1970年代初頭以上に好調であると報じている。
 2011年から過去5年間の探鉱投資額は18.29億C$で、1970年代初頭以降の40年間において特に低調であった1998年から2002年の投資額1.73億C$の10倍以上となっている。
 TMX(TMX Group:Toronto Stock Exchange(TSX),TSX Venture Exchange(TSX-V)を所有、運営)によると、カナダを本社とする上場企業数は1,665社で世界の鉱山会社の約58%と世界最多となっており、その市場価値は2012年3月末で4,490億C$と見積もられている。1999年から2011年にかけて世界の鉱山会社の80%がTSX及びTSX-Vを通じて資金を調達しており、2011年だけでも世界の鉱山会社の90%近く(世界の資金調達額の39%、125億C$)が調達している。
 Infomineを出所とするTMXのデータによると、TSX及びTSX-Vで調達された資金のうち51億C$はカナダ、16億C$はメキシコ、中米及び南米、12億C$がアメリカのプロジェクトに使用されている。
 BC州探鉱協会のGavin Dirom会長は「2011年は4.63億C$が投資された記録的な年であった。メジャー企業は20年前よりBC州のプロジェクトに大きな関心を寄せている。1980年代から1990年代初頭、メジャー企業とジュニア企業の支出額の割合はメジャーが75%であったが、半々にシフトし、更にジュニアが75%~80%と反転していた。現在は半々に戻っており、おそらくメジャーが大部分を支出する形に戻るかもしれない。」と述べている。

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