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ニュース・フラッシュ

2012年5月16日 サンティアゴ 神谷夏実

ブラジル:EBXグループ、CCXを上場

 EBXグループは、コロンビアで石炭開発を進めるグループ企業のCCXを、5月25日にサンパウロ市場に上場する。EBXグループでは、OGX(石油開発)、MMX(鉄鉱石開発)、MPX(エネルギー)、LLX(ロジスティックス)に次ぎ、5社目の上場となる。EBXグループのMPXは、既にコロンビアで鉱区取得を行っているが、CCXの上場は、コロンビアでの石炭開発をMPXから分離することにある。MPXは、独E.ONとのエネルギー開発での協力を発表しているが、コロンビアの石炭資産をこのJVから切り離す考えである。コロンビアのSan Juan石炭プロジェクトの資源量は50億tを超え、埋蔵量が6.7億tある。年産25百万tの石炭生産を20年行うことができ、コロンビアの現在の石炭生産の約25%に相当する。生産コストは48 US$(FOBベース、政府ロイヤルティを含む)とされている。同プロジェクトは、首都ボゴタから850 kmのLa Guajira州に位置し、積出港までの鉄道300 kmも含まれる。投資コストは、鉱山開発が35億US$、鉄道建設が11億US$、港湾整備が0.9億US$、合計46.9億US$である。開発した石炭は、MPXと独E.ONとのJVによるブラジルでの火力発電所に供給する他、欧州、北米、チリ等にも輸出するという。現在の計画では、環境許可等を2013年までに取得し建設に入り、2017年の生産開始を目指す。CCXは、今後、Canaverales、Papayal石炭プロジェクト(露天採掘、生産量5百万t)の開発も計画している。また、EBXグループ企業は、この他にAUXが金プロジェクト、OGXが石油プロジェクトを進めている。

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