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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2012年5月29日 モスクワ 大木雅文

キルギス:Kumtor金鉱山生産量が減少

 2012年5月23日付け現地報道によると、キルギス共和国のKumtor金鉱山では、2012年に金生産量が大幅に減少する見込みである。この金鉱山は中央アジア最大で、キルギス共和国のGDPの約12%、全鉱業生産の4分の1を占める。
 3月末、同鉱山を所有するCenterra Gold(本社:カナダ・トロント)は2012年生産予測を修正した。これによると、同社の金生産量は当初予測の約3分の2となる。当初予測では19 tを上回る生産量の可能性があるとされていたのに対し、最大約12.5 tに修正された。同社は、この原因は同鉱山中央採鉱場南東部の氷河の流動により、金品位の高い鉱体へのアクセスが予定より遅れているためとしている。
 金生産量の減少は既にキルギス経済を直撃しており、キルギス鉱業協会のオロズベク・ドゥイシェエフ会長によると、この損失は新規金鉱床開発を行うことで補填され得るが、国家首脳部があらゆる方法で問題の解決を遅らせている、と語っている。

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