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ニュース・フラッシュ

2012年5月30日 サンティアゴ 神谷夏実

ブラジル:CBMM、2012年の生産量見通しを下方修正

 世界最大のニオブ生産者であるCBMMは、2012年の販売見通しを、主に中国経済の減速を予測し、下方修正をする予定である。2012年Q1に中国の経済成長の鈍化の兆しが強まったが、生産能力増強のための10億レアル(約5億US$)の投資計画は変えない方針。同社は主に中国市場向け輸出を拡大する目標を立てており、2012年当初の販売計画では、フェロニオブ販売量を75千tを見込んでおり、現時点でもこの数値目標は維持しているものの、実際には70~72千tに落ち込む見込みであるとしている。それでも同社としては、記録的な販売量となる。中国向けの販売量は、同社全体の約30%を占めている。ただし、中国は新規のガス・パイプライン建設計画もあり、ある程度需要を下支えする可能性も期待されるという。なお、CBMMの中国市場への接近は1979年に始まり、1985年から輸出が始まったが、中国の粗鋼生産当たりのフェロニオブ消費量は、先進地域に比べてまだ低いという。CBMMは、今後、中国の他、インド、ロシア市場の開拓に期待している。

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