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ニュース・フラッシュ

2013年2月27日 北京 篠田邦彦

中国:包鋼希土が生産停止4ヵ月後の生産再開

 安泰科によれば、生産停止が4ヵ月続いている包鋼希土が3月初めに生産を再開する予定。包鋼希土傘下の各製錬分離企業は2月23日に正式に生産復旧し、同時に北方鉱石を利用するレアアース企業にも原料供給を再開する。

 今回生産を再開する企業は、包鋼希土傘下の製錬所、華美公司、和発公司、霊芝公司及び全南晶環希土、信豊包鋼新利希土を含み、同時に北方鉱石を原料として利用するレアアース企業にも原料供給を再開する。包鋼希土の生産技術部の王波副部長の話によると、包鋼希土は生産計画会議を既に開いており、製錬分離企業は生産を再開する前の各準備作業を計画し、生産に必要な多くの原料・燃料を事前に調達し、設備の運行状況を確認している。生産停止措置実施中に、包鋼希土傘下の各製錬分離企業は大規模な設備点検を行ったため、現在生産設備の状態は良好である。

 レアアース価格の下落の影響を受け、2012年10月包鋼希土は「焙焼、製錬分離企業の生産を停止する公告」を発表した。包頭の焙焼、製錬分離企業及び南部レアアース鉱石を使用する全南晶環希土、信豊包鋼新利希土は1ヵ月の生産停止措置を実施。同時に関連の焙焼、製錬分離企業への原料供給も一時停止した。同年12月に生産停止措置を1ヵ月延長してした。

 業界関係者の解析によると、現在、国内のレアアース価格は低迷し続け、例えばプラセオジム・ネオジム酸化物の価格は2月下旬で32万元/t前後で推移し、2011年年初のレベルを維持している。

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