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ニュース・フラッシュ

2013年3月28日 北京 篠田邦彦

中国:中国レアアース産業発展状況及びその対策

 現地報道によれば、2012年は、国内外の多様な要因の影響を受け、中国国内のレアアース業界は全体的にみて深刻な下降局面を迎えた。市場においては、国内外のレアアース需要が衰退期に入り、レアアース価格も低下し、企業の業績も悪化した。中国のレアアース輸出割当量のわずか半分しか活用されず、市場の秩序が非常に混乱した。アメリカは日本、欧州連合(EU)とともに、中国によるレアアース(希土類)の輸出制限について世界貿易機関(WTO)に提訴した。このような状況の下で、中国政府はレアアース産業への監督管理をより厳しくした。2012年4月に中国レアアース産業協会を発足し、同年6月にレアアース専用インボイスを正式に使用開始した。また同年8月、レアアース取引プラットフォームを構築し、9月、レアアース資源に対する戦略的買上げ備蓄を実施した。その他、政府はレアアース業界への環境保全参入許可条件を引き上げた。2012年下半期、中国国内のレアアース企業の統合再編事業をより深化させ、競争力のある大規模企業や大集団を形成した。例えば北部の包鋼希土、南部の五鉱、中色、中国アルミなどである。

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