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ニュース・フラッシュ

2013年4月3日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:Barrick Gold、環境監督庁の措置を不服とし環境裁判所へ

 メディア報道によると、チリ・アルゼンチン国境にまたがる二国間プロジェクトPascua Lama金-銀プロジェクトを開発中の加Barrick Goldは、チリ環境監督庁の措置を不服とし環境裁判所に申立書を提出した。最近設立された環境裁判所が扱う最初の事例となる。

 2013年1月、Barrick Goldの子会社でPascua Lamaプロジェクトの開発を担当するMinera Nevadaが環境認可で求められていた水管理システムの問題を自主的に報告したが、環境監督庁による調査の結果、適切な情報の申告がないとして却下されていた。環境裁判所設置法では、3つの環境裁判所がチリ国内に設置されることになっている。しかし、同プロジェクトが位置する北部担当の環境裁判所はまだスタートしていないことから、サンティアゴの環境裁判所に申し立てが行われた。環境監督庁はBarrick Gold側の申し立て却下に向けて動いているという。

 Pascua Lama金-銀プロジェクトは2014年H2に生産開始、年80~85万oz(24.9~26.4 t)の金生産が見込まれている。

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