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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2013年4月9日 北京 篠田邦彦

豪:漢龍集団、90億元での豪州鉄鉱石会社買収統合を断念

 安泰科によれば、四川漢龍集団が最終期日までに買収資金の確保をしていないため、豪州鉄鉱石探査会社サンダンス・リソーシスは、漢龍集団との買収取引計画を破棄することと決めた。

 サンダンス・リソーシスの最新の公告によると、資金調達に関する取引条件を達成しておらず、かつ漢龍集団が他の必要条件を満たす可能性は低いため、同社は買収計画を破棄することを決めた。またサンダンス・リソーシスは、他の投資企業と接触し、Mbalam-Nabeba鉄鉱石プロジェクトについて商談を行っていることを明らかにした。

 同買収計画は2011年3月から開始され、漢龍集団傘下の漢龍鉱業が、サンダンス・リソーシスの18.6%の株を買収した後、同年9月に全株を買収する合意に達していた。調整を経て、買収価格はこれまでの1株0.57 A$から0.45 A$/株に下がり、漢龍集団は全額買収するためには14億A$ (約90億人民元に相当)を支払うことになる。

 もし同買収計画が順調に進めば、今回の買収開始日は2013年2月26日、終了日は2013年3月1日となるはずであった。

 サンダンス・リソーシスは、同プロジェクトを2期に分け開発する予定。第1期ではインフラ施設、交通施設と一部鉱区の開発建設を実施し、第2期では鉄鉱石に対して全面的に開発を実施する。そのうち第1期の建設に対して50億US$の投資が必要となる。

 現在、次の買収企業の候補も中国からの可能性が高く、武漢鉄鋼集団と河北鉄鋼集団がサンダンス・リソーシスと商談を行った。

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