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ニュース・フラッシュ

2013年4月15日 ジャカルタ 高橋健一

インドネシア:PT NNT社、新規Elang鉱床開発のためIPOを検討

 2013年4月10日付け地元報道によれば、米Newmont Miningの子会社であり、インドネシアBatu Hijau銅・金鉱山操業会社でもあるPT Newmont Nusa Tenggara社(PT NNT)は、Batu Hijau鉱山鉱区内にある新規Elang鉱床の開発を進めるに当たり、株式5%~10%程度のインドネシア証券取引所(IDX)への新規上場(IPO)を検討していることを明らかにした。同社Martiono Hardianto社長が示したもので、鉱業事業契約(COW)の規定によるPT NNT社株式の51%のインドネシア国内資本化の影響によるものと説明している。なお、同社の国内資本化は最後の7%をインドネシア政府に譲渡する最終手続きに入っている。同社長によれば、現在のBatu Hijau鉱床の開発資金については、PT NNT社がプロジェクトの過半数権益を有し、同社の主要株主である米Newmont Miningと住友商事の外資企業の保証により10億US$のプロジェクト・ファイナンスを受けることができたが、一方、今後の新規Elang鉱床の開発においては、COWにより外資全体の権益が49%となり、前記2社はもはや主要株主とは言えず、同じ方法を採用することはできないと指摘。さらに、新たに株主となったインドネシア国内資本化側も新規の開発資金拠出は望んでいないことから、コーポレート・ファイナンスに依らざるを得ず、そのため、最初のステップとしてIDX上場によりマーケットで信用を得、開発資金のファイナンスに繋げることが必要だと説明している。

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