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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2013年4月22日 リマ 岨中真洋

ペルー:SO2排出量変更で、銅製錬所操業停止の可能性

 2013年4月13日付け地元各紙によると、2014年1月から適用される大気汚染物質の新しい環境基準により、排出基準が極端に厳しくなるとして、銅製錬所の操業が困難になるとの見通しが示されている。

 基準が変更されるのは二酸化硫黄(SO2)の排出許容量で、現行の80 μg/㎥から20 μg/㎥へと強化されることになっている。

 専門家は、新基準は極端に厳しいものであるとしており、Southern Copper社の技術部長は、他国の現状と比較して極端に厳しいことを訴えた。新基準に関して、ペルー鉱業石油エネルギー協会(SNMPE)のArias会長は、SO2排出量20 μg/㎥を遵守できる銅の製錬所は世界中どこにも存在せず、技術的に不可能な基準値であるとし、SO2の排出量を抑えるためには生産量を減らすしか方法がなく、操業停止に追い込まれる可能性もあると説明した。

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