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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2013年4月22日 メキシコ 高木博康

ドミニカ共和国:ロンドン金取引価格に応じて最大で売上高の70%まで課税する鉱業法改正案が下院に提出(加Barrick Gold社への圧力)

 2013年4月11日付け業界紙等によると、ドミニカ共和国の下院議員3名が、ロンドン金取引価格に応じて最大で売上高の70%まで課税する鉱業法改正案を下院に提出した。

 同法案ではロンドン金取引価格に応じて、売上高に対する税金を以下のように定めている。

・ 2,000 US$/oz以上の場合         70%
・ 1,500 US$/oz以上2,000 US$/oz未満  65%
・ 1,000 US$/oz以上1,500 US$/oz未満  60%
・ 555 US$/oz以上1,000 US$/oz未満   55%

 なお、この法案提出の目的は、加Barrick Gold社に政府との契約の修正交渉の席に着かせるための圧力であると見られている。Pueblo Viejo金・銀鉱山の商業生産の開始が1月に発表されて以来、下院議員から2009年の政府とBarrick Gold社との契約は、同社に有利すぎるとの意見が相次いだことから、下院の委員会が政府と同社との交渉を通じて50%国営化することを目指し、同契約を見直す報告書を作成しているところである。

 同鉱山は、Barrick Gold社60%、加Goldcorp社40%の権益で、2013年に34.2 tの金の生産を予定している。

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