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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2013年4月24日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ・アルゼンチン:Pascua Lama金-銀プロジェクト、開発の中断やアルゼンチン側の先行採掘を検討

 メディア報道によると、2013年に入り環境認可の不履行による環境監督庁からの告訴や先住民集団による差し止め請求を受けたCopiapó上訴裁判所からの停止命令など、チリ側で相次いで問題が発生しているPascua Lama金-銀プロジェクトについて、加Barrick Goldは同プロジェクトの開発を完全に中断する選択肢も排除しないとした。また、開発に支障のないアルゼンチン側で小規模なオープンピットを先行採掘し、鉱山立ち上げの当初6ヶ月間、プラントに鉱石を供給することも検討しているという。この計画でも6ヶ月目以降はチリ側からの鉱石供給が鍵となる。チリ側での建設作業再開が2013年末より遅れたり、検討中の開発計画が合理的でないと判断されたりする場合には、採掘計画の大幅な変更が必要になるとともに、CAPEXや生産スケジュールにまで影響が出る可能性がある。

 Pascua Lama金・銀プロジェクトはチリ・アルゼンチン国境にまたがる二国間開発プロジェクトで2014年生産開始を予定していた。生産開始後は年80~85万oz(24.9~26.4 t)の金生産が見込まれている。

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