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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 ベースメタル
2013年4月29日 ロンドン 北野由佳

ポルトガル:国際鉛・亜鉛研究会、鉛の需給予測を発表

 2013年4月24日、国際鉛・亜鉛研究会(ILZSG)が開催され、同研究会は2013年の鉛の需給予測を以下のとおり発表した。

 2013年の鉛地金消費量は、対前年比4.8%増の1,109万tと予想した。中国では携帯電話のインフラ整備の継続に加えて、自動車及び電動自転車(e-bike)の増産が主な原動力となり、鉛地金消費量が対前年比6.7%増となる見込みである。また2011年、2012年と2年連続で消費量が減少した欧州は2013年には対前年比1.9%の増加に転じ、米国、ブラジル、インド、インドネシア、韓国、メキシコ、タイ、トルコでも消費量の増加が見込まれる。

 2013年の世界の鉱山生産量は、対前年比3.5%増の543万tと予想した。製錬での地金生産量に関しては、対前年比4.8%増の1,113万tとなる見通しで、中国の地金生産量が同比6.2%増となることが主な要因である。欧州では、イタリアのKivcet 旧製錬所が再開されたことから、地金生産量が増加する見込みである。一方、ボリビアのKarachipampa旧製錬所でも再開が計画されているが、再開のタイミングは明らかになっていない。豪州、カザフスタン、韓国、メキシコ、米国では増産が予想されている。世界の需給バランスは、2013年も継続して供給過剰となるが、過剰幅は2012年の秋季会合時の予測から下方修正し、4.2万tと予測した。

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