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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2013年4月29日 ロンドン 森田健太郎

ポルトガル:国際銅研究会、銅の需給予測を発表

 2013年4月25日~26日、国際銅研究会(ICSG)が開催され、2013年及び2014年の銅の需給予測を以下のとおり発表した:

 2013年の世界の銅地金生産量は、対前年比4.3%増の2,098万3千t、同年の銅地金需要は同比0.3%増の2,056万6千t、需給バランスは41万7千tの供給過剰とし、2012年までの3年連続の供給不足から供給過剰に転ずると予測した。また2013年の世界の鉱山生産量は、対前年比5.2%増の1,756万1千tと予測した。

 2014年の世界の銅地金生産量は、対前年比5.1%増の2,204万6千t、同年の銅地金需要は同比3.9%増の2,136万6千t、需給バランスは2年連続の供給過剰となる68万1千tと予測した。また2014年の鉱山生産量は、対前年比5.6%増の1,854万1千 tとし、過去5年間の平均増加率1.5%を2年連続で大きく上回ると予測した。

 これらの背景として、需要面では世界経済の減速、いまだ残る欧州債務危機の影響、中東アフリカでの政権移行などが挙げられた。生産面では雇用不安による生産障害の懸念、インフラ面や資金の制約はあるものの、2012年に抑制されていた生産が回復すること、アフリカや中国でプラントが運転開始あるいは能力増強に至ること、などが挙げられた。

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