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ニュース・フラッシュ

2013年4月29日 シドニー 伊藤浩

豪:地域経済格差「スリー・スピード・エコノミー」

 2013年4月22日付け地元紙は、豪州における地域間経済成長の違いをスリー・スピード・エコノミーと題して報じている。豪州ではこれまで資源産業とその他の産業との経済格差をツー・スピード・エコノミーと表現していた。豪州連邦銀行傘下のCommSec(コムセック)による州・地域別の経済分析によれば、資源産業による経済効果等の違いによって、豪州内の地域経済の状況は大きく3つに分けられるとし、これら地域間の経済成長の違いをスリー・スピード・エコノミーと説明している。CommSecは、WA州及びNT準州の年間経済成長率はそれぞれ12.8%、27.5%と高い成長率であるのに対し、SA州はマイナス1.2%、TA州はマイナス3.3%であり両地域の経済格差が拡大していると指摘している。ACT、NSW州、VIC州及びQLD州の経済成長率はこれら2つの地域の中間に位置している。CommSecは経済成長率、小売販売、投資、雇用、建設作業、人口等の8項目について、州・地域別に経済分析を実施。WA州は6項目が1位及び2位であったが、TAS州は7項目が最下位であった。

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