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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2013年5月8日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ・アルゼンチン:Pascua Lama金-銀プロジェクト、環境監督庁の告訴を受け入れ

 メディア報道によると、Pascua Lama金-銀プロジェクトの開発を行う加Barrick Gold社は、チリ環境監督庁(SMA)による23件の告訴のうち22件について受け入れた。Barrick Gold社の子会社で同プロジェクトの開発を担当するMinera Nevada社は、水管理システムに関する認可違反受け入れの意向を示した文書をSMAへ提出した。最悪の場合、同プロジェクトは閉鎖、環境認可の取り消し、または10,000UTA(約1,020万US$)の罰金が科せられる可能性がある。この措置につきBarrick Gold社は、環境規則及び環境認可で定められた規定を遵守する同社の意志を明確にする意味合いがあるとしており、同社の見積もりでは水管理システムの規則遵守のため2,900万US$が必要となる。

 2013年1月、Minera Nevadaは環境認可で求められていた水管理システムの問題を自発的に報告したが、環境監督庁による調査の結果、適切な情報の提出がないとして同社の申告を却下した。これを不服としたMinera Nevada社は環境裁判所への申立書を4月に提出していたが、告訴を受け入れるため、この申し立てを取り下げた。

 また、チリ下院ではPascua Lamaプロジェクト建設による周辺地域への影響を調査し、現行環境規則の遵守状況を確認するための特別委員会設置が承認された。

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