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ニュース・フラッシュ

2013年5月13日 バンクーバー 片山弘行

加:ケベック州、新たな鉱業税の素案及び北部開発政策を発表

 ケベック州財務省は、2013年5月6日、ケベック党が政権与党となって以来、懸案であった鉱業税について素案を発表した。

 新たな鉱業税は、生産物の価値に対して課税される方式と利益に対して課税される方式の2方式で計算された税額のうち大きい方となり、利益が出ない場合でも前者により鉱業税を納める必要が生じる。

 また、ケベック州内での選鉱・製錬を行う場合に計上できる引当金の上限を引き上げることで、州内での製錬など、高付加価値産業の創出を図っている。

 ケベック州探鉱協会は、新たな鉱業税の素案発表を受けて、同州の鉱業分野での競争力低下につながるとして落胆を表明している。

 前政権が2011年5月に発表した北部開発投資計画「Plan Nord」撤回後、動向が注目されていた北部開発政策について、2013年5月7日、ケベック州は新たな北部開発計画としてNorthern Developmentを発表した。本投資計画では、今後5年間で総額約8億C$を道路整備等の公共インフラに投資するとしている。その他には北部地域のイヌイット向け住宅整備や職業訓練などが挙げられている。

 今後、これらを実現するために、州鉱業税法(Mining Tax Act)を改正するための法案が政府から提出され、審議される予定である。

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