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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2013年5月17日 北京 篠田邦彦

中国:生産能力5万t以下の再生銅企業を淘汰

 安泰科によれば、「銅製錬産業への参入許可条件」改訂版について、現在意見公募を開始している。同意見案によると、今度の参入許可条件は企業の立地、生産規模、外部条件、エネルギー消費、資源総合利用、環境保護などの分野で規定を定めている。そのうち、新規・改善銅製錬企業及び銅カソードを単一生産する再生銅企業については、単系列精錬能力を10万t/年以上とし、5万t/年以下の再生銅企業を徐々に淘汰する。

 同意見案では、銅精鉱、銅スクラップ、交通運送などの外部生産条件を徹底的に活用し、自己原料比率30%以上を達成すること、あるいは共同投資方式で5年以上の長期契約を締結し、自己原料比率を総需要量の50%以上とすることを指示している。大中規模の銅製錬企業による銅スクラップ処理を奨励し、既存の再生銅企業の単系列生産規模を5万t/年以上に設定し、5万t/年以下の再生銅企業を徐々に淘汰する。

 そのほか、今回の「参入許可条件改訂版」は、資源の総合利用分野において以前の「参入許可条件」より一層厳しくなっている。同改訂版では、新規銅製錬企業の敷地面積4㎡/t銅未満、水の循環利用率97.5%以上、トン当たり銅の水使用量20 t以下、硫黄の回収率97.5%以上、重金属廃水の排出基準充足、などの参入条件を明確に定めている。

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