閉じる

ニュース・フラッシュ

2013年5月21日 ハノイ 五十嵐吉昭

ベトナム:Vinacomin、経済性に疑問の声が上がるNhan Coアルミナプラント建設を継続

 2013年5月16日、ベトナム国営石炭鉱物産業会社(Vinacomin)の幹部がプレスに語ったところによれば、Dak Nong省で建設が進むNhan Coボーキサイト鉱山及びアルミナプラントは、経済性のあるプロジェクトで建設を継続するとした。この発言は5月9日に開催された、“中央高原におけるボーキサイトプロジェクト、その現状と提案”と題するワークショップにおいて、専門家から同プロジェクトに対する経済性についての疑問と建設の凍結を求める声に応えたもの。先行して昨年末から試験操業を開始したLam Dong省のTan Raiボーキサイト鉱山及びアルミナプラントの評価によれば、高額な各種税金や保証金、及び未整備なインフラによる輸送コスト高等の理由により、現在の価格水準ではTan RaiもNhan Coも赤字操業になる可能性がある。一方、建設経済研究所の計算によれば両プロジェクトは12~13年で資本を回収できて経済性があるとされる。両プロジェクトは年間各65万tのアルミナ生産能力を持ち、Tan Raiでは試験操業を終えて本格生産に移行するところ、Nhan Coでは建設が51%進捗しており2014年央の生産開始を目指している。

ページトップへ