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ニュース・フラッシュ

2013年5月27日 メキシコ 高木博康

メキシコ:Minera Frisco社、San Francisco de Oro多金属鉱山でストライキ発生

 2013年5月17日付け業界紙によると、Minera Frisco社(本社:Ciudad de México)がメキシコ・Chihuahua州に保有するSan Francisco de Oro多金属鉱山(坑内採掘)においてストライキが発生し、操業が停止した。

 メキシコにおいては、前年の純利益の10%を労働者に分配することが労働法で定められているが、2012年に1人当たり58,000 MXN(約4,640 US$)であった分配金が2013年は3,000 MXN(約240 US$)へと大幅に減少する。労働組合は、これは同社が積極的に鉱業投資を行ったことが原因であるとして反発している。

 同社は、金、銀の生産量の倍増を目指し、加AuRico Gold社からのOcampo金・銀鉱山の買収(2012年12月完了)、El Porvenir金・銀鉱山の操業開始(2013年1月)、Concheño金・銀プロジェクトの開発(2013年Q2操業開始予定)、San Francisco de Oro多金属鉱山の露天掘プロジェクトの開発(2013年Q2操業開始予定)、Tayahua多金属鉱山拡張(2014年完成予定)、San Felipe金・銀鉱山拡張(2013年4月完成)等の鉱業投資を積極的に行っている。

 同社は、世界的大富豪Carlos Slim氏のGrupo Carsoの鉱山企業で、2011年1月にメキシコ株式市場に上場している。

 San Francisco de Oro多金属鉱山の2012年の生産量は、金0.17 t、銀58.9 t、銅1.98千t、鉛9.03千t、亜鉛18.30千tであった。

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