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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル タングステン ニッケル
2013年5月27日 北京 篠田邦彦

中国:国内数ヵ所で大規模なタングステン、モリブデン、ニッケル、ウラン鉱床を発見

 安泰科によれば、5月25日に開かれた「全国探鉱会議」からの情報によると、「探鉱突破戦略行動綱要(2011年-2020年)」が国務院常務会議で審査・採択されてから、過去3年間、国内で地質探査活動を盛んに行ってきた。2011年、2012年、中国国内の地質探査にそれぞれ1,118億元、1,200億元を投入し、そのうち固体鉱物資源探査にそれぞれ443億元、473億元を投入し、石油、天然ガス、ウラン、タングステン、モリブデン、ニッケル等の探査で重大な成果を挙げ、世界レベルの鉱床をいくつか発見し、探査目標以上の成果を挙げた。

 石油・ガス探査分野で、2012年中国石油の新規地質埋蔵量は15.21億t、天然ガス(炭層ガスが含まれる)の新規埋蔵量は9,612億㎥である。石炭探査分野では、新疆及び山西省で一連の大規模・超大規模の石炭鉱徴地が発見され、福建省など石炭資源が不足している省区でも石炭資源が発見された。それと同時に、オルドス盆地で超大規模なスカルン型ウラン(大営ウラン鉱床)が発見された。

 過去数年、金属資源探査分野でも大きな成果を挙げた。贛北地域ではタングステン資源埋蔵量は106万tに達し、特に可採鉱量83万tの大湖塘タングステン鉱山は世界第1位の規模である。超大規模なモリブデン鉱床3ヵ所、ニッケル鉱床2ヵ所が新たに発見され、そのうち国内第1位の金川ニッケル鉱山に続く新疆坂北の超大規模ニッケル鉱床の埋蔵量は200万t以上である。新型材料に関する探査も進展を遂げている。甘粛省国宝山でルビジウム鉱山、余石山のニオブ・タンタル鉱山、新疆卡魯安のリチウム輝石など一連の大規模以上の鉱徴地が発見された。

 それに、鉱物資源の節約及び総合利用分野で成果を挙げた。40か所の総合利用モデル基地の建設を通じ、優れた技術・プロセスや設備を先進的に適用し、過去2年間、多くの資源を活用してきた。その内訳は石油4,421万t、石炭資源5,600万t、鉄鉱石2,000万t、銅鉱石220万t、ボーキサイト50万t、中低品位のリン鉱石資源9,300万t、低品位金資源450万tとなっている。石炭、銅、鉄、燐等重要鉱種について「三率」(採掘回収率、選鉱回収率、総合利用率)が2010年より0.5%~1%上回った。

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