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ニュース・フラッシュ

2013年5月28日 シドニー 栗原政臣

豪:Boart Longyear社、さらなるコスト削減について言及

 2013年5月21日、世界有数のボーリング会社であるBoart Longyear社はメルボルンで年次株主総会を開催した。新Chief executiveのRichard O’Brien氏は出席した株主に対して、Boart Longyear社自身の経営状況と外部環境を以下のように述べた。

 「商品市況の下落傾向は依然として続いており、大手資源会社の見方によれば、鉱物資源業界における探査費用の支出は2012年度よりも20%以上減少すると予想される。当社でも地表からのボーリング探査における活動は前年比で減少するが、操業支援や坑内のボーリング調査、排水システムなどの分野では回復の兆しがある。全体的に言えば、そうしたプラスとマイナスの要素を合わせて、ボーリングのサービス分野は2012年度比で40%減が予想される。また、生産機材の販売は一定の需要があるものの、資源会社は低い在庫レベルを維持しており、厳しい経営環境が続いている。こうした環境下において、掘削リグの資産有効使用率は2012年度比15-20%減の60%程度が見込まれる。このような厳しい経営環境により、2013年下期における探査サービスの受注価格下落が心配される。当社は利益率の高いサービス分野での受注を最優先する事で、価格下落圧力に対応していくとともに、自分たちで管理できる部分、即ち、人件費等の抑制についても注意深く対応していく。例えば、2013年1月から人員整理を進めており、現在までに1,000名の削減を行った結果、全世界の従業員数は8,000名以下となっている。

 短期的には、コスト競争力を高め、利益とキャッシュを増やす事に専念し、中期的にはボーリングサービス部門と操業支援サービス部門のコラボレーションによるコスト低減と質の高いサービスを顧客に提供していく事で収益性を高めていく方針である。」

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