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ニュース・フラッシュ

2013年6月7日 バンクーバー 大北博紀

加:BC州北西部先住民等、BC自由党のKlappan露天掘り石炭鉱山に係るBC自由党の政治姿勢を非難

 2013年6月7日付地元紙等によると、BC州北西部コミュニティ、先住民や環境保護団体が、Klappan地域におけるコールベットガスボーリングの一時停止期間の終了を決定したBC州政府・BC自由党の選挙公約違反を非難していると報じている。

 BC州北西部の先住民Tahltan First Nationは「BC自由党はBC州北西部Klappan地域における露天掘り石炭鉱山に係る重要な選挙公約を環境評価の高速化を理由に破棄しようとしている。Tahltanはサイトでの抗議で長老が逮捕された2005年を含め、長い間Klappan地域における石炭鉱床開発の停止のために戦っている。Klappan地域は先住民にとって重要な歴史的、精神的、社会的価値を持っており、鮭の産地でもある。BC自由党の選挙公約“先住民地域社会と共にKlappan地域の開発実行可能性を調査する”と異なっている。保護地域の境界線の話し合いはまだなされていないが、先住民はKlappan地域における露天掘り鉱山との共存を拒否する。」と述べている。

 これに対しBC州は「地域社会、産業界、労働者、先住民や環境保護団体の代表からなる会議を設立し、雇用・富の創出と環境保護のバランスの取れたガイドラインを作成する。」と返答している。

 BC自由党は選挙公約において、昨年12月にシェルカナダがKlappan地域における4,000㎢以上のガス開発権を放棄すると公表したことに続き、同地域では将来の石油及びガス採掘権を与えないとしていたが、露天掘り石炭鉱山の規制は公約していなかった。

 カナダ連邦政府が2013年5月31日、BC州政府とのMOUを受けてArctos石炭鉱山に対する環境評価をBC州政府に一任したが、これにより、Klappan地域での問題が再提起された。

 先住民は「環境評価プロセスを一回で済ませること、カナダ連邦政府が先住民と州政府との協議に係る連邦の責任を手放すことに反対する。」とも述べている。

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