閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2013年6月10日 サンティアゴ 神谷夏実

ブラジル:Ferrous Resoueces社とCSN社、鉄鉱石鉱山の鉱区境界で対立

 メディア報道によると、Ferrous Resources社(以下、「Ferrous社」)Viga鉄鉱石鉱山(以下、「Viga鉱山」)の鉱区とCSN社Casa de Pedra鉄鉱石鉱山(以下、「Casa de Pedra鉱山」)の鉱区の境界線について、法的な対立が起きている。Viga鉱山の鉱区は、Casa de Pedra鉱山の鉱区に取り囲まれるような位置にある。またこの地域は、熱帯雨林及びサバンナ地帯で自然保護対象となっており、両鉱山の境界部分の環境許可の調整が難しくなっている。CSN社側の環境許可手続きは2007年以来棚上げ状態となっており、同社はFerrous社による境界部分での鉱業活動に対し提訴するなどの対応を行ってきた。一方Ferrous社は、地元Congonhas郡の裁判所よりViga鉱山での操業継続の許可を得ている。 Ferrous社は、2012年にViga鉱山他から3.2百万tの鉄鉱石を生産している。Casa de Pedra鉱山は、2012年の生産量は19.8百万tであった。埋蔵量22億t(ヘマタイト、イタビライト)賦存の可能性があり、2015年までに鉄鉱石生産能力を1億tまで引き上げる計画である。

ページトップへ