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ニュース・フラッシュ

2013年6月17日 バンクーバー 片山弘行

加:採取産業の透明性強化に係る規則の導入を発表

 カナダ連邦政府は、2013年6月12日、カナダの採取産業に対して、政府機関に対する金銭支払いに関する透明性向上の観点から、新たな報告義務基準を制定する方針を発表した。

 新たな報告規則は、透明性の向上、カナダの法的枠組みが既存の国際的基準及び他のG8諸国と一貫性のあるものとしていく事、国内及び海外で事業を行う企業にとって公平な競争の場を確実なものとする事、投資蓋然性の強化、カナダ採取産業の誠実性の強化支援、世界の資源国の国民がより良い情報を与えられて自国の天然資源から利益を享受できるように支援する事、などの観点から制定されるとしている。カナダ政府は州・準州政府、先住民グループ、産業界、市民組織と連携し、より効率的な規則の確立に向けて協議を行っている。

 また、同日付でペルーとタンザニアと採取産業の透明性強化に関するパートナーシップを締結したことも発表した。

 一方で、資源業界団体であるカナダ探鉱開発者協会(Prospectors and Developers Association of Canada)及びカナダ鉱業協会(Mining Association of Canada)、非営利団体であるRevenue Watch Institute及びPublish What You Pay Canadaから構成される資源収入透明性作業部会(Resource Revenue Transparency Working Group)は、2013年6月14日、カナダ資源産業による政府機関への金銭支払いに関する開示規則に対する提言を公表、パブリックコメントに付した。

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