閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2013年6月19日 ハノイ 五十嵐吉昭

ベトナム: 財務省、鉱業界の税金等に対する不満を受入れず

 地元紙の報道によれば、2013年6月3日のベトナムビジネスフォーラムの場において、財務省徴税政策局Pham Dinh Thi副局長は、税金、手数料、ロイヤルティ等の負担に関する鉱業界の不満に対し、再生不可能な資源に対する採掘を抑制するための課金は当然とした。同フォーラムの鉱業ワーキンググループのBill Howell代表は、現在ベトナムでは他のASEAN諸国で探査や開発に携わっている主要な国際的な鉱業企業は1社も活動しておらず、少数の外国資本のジュニア企業や地元企業だけだと指摘した。また、ベトナムにおける鉱業企業には12種類もの税金、手数料、ロイヤルティ等が課せられ、既に世界で一番高率とされるロイヤルティについて、財務省は一部の鉱種について更に引上げようとしており(2013/06/05 ニュース・フラッシュ No.13-22)、このままではベトナムにおいて企業が鉱業活動で利益をあげるのはほぼ不可能になるとした。これに対して、財務省副局長は、今後10年以内にベトナムにおける鉱物資源は不足する可能性があり、国の資源を確保する必要があると反論した。

ページトップへ