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ニュース・フラッシュ

2013年6月25日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:鉱山会社による海水利用プラントへの投資計画、2022年までに100億US$以上

 メディア報道によると、鉱業省が把握している鉱山会社による海水利用プラントへの投資は、2022年までに100億US$以上に達する。チリ鉱業審議会(Consejo Minero)の調査では、1 ㎥当たりの処理コストは海水5.1 US$、淡水1.6 US$と、両者には3倍以上のコスト差がある。しかし、銅鉱山が集中するチリ北部の水資源不足は明らかであり、鉱山企業は海水利用に向かわざるを得ないという。

 現時点で公表されている海水利用プロジェクトは16件であり、投資額が最も大きいのはEl Abra鉱山(チリ第Ⅱ州)のEl Abra Mill淡水化プラントで、投資額は40億US$とされる。その他、Escondida鉱山(チリ第Ⅱ州)の淡水化プラント35億US$、Radmiro Tomic鉱山(チリ第Ⅱ州)の淡水化プラント12億US$、El Morroプロジェクト(チリ第Ⅲ州)の淡水化プラント9億US$が続く。

 鉱業省のデータによると、現在チリ鉱業は淡水化海水を1.2 ㎥/秒、海水を0.9~1.6 ㎥/秒消費している。現在計画されているプロジェクトが全て生産に移行した場合、2022年に先の数字は11.6~12.1 ㎥/秒及び4.4~5.2 ㎥/秒まで増加する。

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