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ニュース・フラッシュ

2013年6月25日 サンティアゴ 神谷夏実

ブラジル:MMX社の資産売却計画、Glencore Xstrataが関心を示す

 メディア報道によると、EBXグループ傘下のMMX社は、同社株式及び同社が保有するSudeste港(Rio de Janeiro州Itguai)資産の売却を計画している。具体的には、EBXグループと経営戦略協定があるBTG Pactal銀行が間に入り、スイスのGlencore Xstrataとの間で交渉が進んでいるという。すでにGlencore Xstrata側が、買収金額24億レアル(約12億US$)を提示したとの情報もあるが、EBXグループのBatista代表は、Sudeste港を切り離した形での売却には難色を示しているという。Sudeste港は、投資額24億レアル(約12億US$)により、2013年から運用が開始される予定で、鉱石積出能力は50百万t/年である。投資額は、18億レアルがブラジル開発銀行(BNDES)融資、残り6億レアルが自己資金となっている。

 EBXグループ傘下企業は、軒並み事業損失を出しており、その前途が危ぶまれているところ、2013年に入ってからもMPX社(火力発電)の株式をドイツのEon社に売却し、急場を凌いでいる。同グループ各社の株式は、証券市場ではジャンクボンド扱いとなっており、金融筋も大口融資を手控える等の対応に出ており、資金調達が難しくなっている。なお、MMX社は2013年Q1時点で、保有キャッシュ12億レアル(約6億US$)、債務31億レアル(約15.5億US$)があるという。なお、今回の資産売却の発表により、MMX社の株価は10%以上上昇したという。

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