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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル リチウム
2013年7月10日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:CORFO、SQMとのAtacama塩湖でのリチウム生産に関わる契約の不備を認める

 メディア報道によると、CORFO(チリ経済開発公社)はSQMと現在締結している鉱業権に関する契約に不備があることを認め、契約条件見直しの可能性を否定しなかった。CORFOの顧問弁護士Marco Riveros氏は、「1993年に契約書が丁寧に作り込まれなかったことに加え、時とともに契約がおかしくなる条項が入っているために、2013年の現時点で非常に欠陥のある契約となってしまっている」と述べた。SQMはチリ国内でリチウムの生産を行う2社のうちの1社であり、Atacama塩湖でのカリウム塩及びホウ酸開発を目的として、1983年にCORFOが実施した国際入札から継続する権益を引き継いでいる。SQMがリチウムを生産するAtacama塩湖の鉱業権は、リチウムが戦略鉱物として生産が制限される前に認可されたものである。CORFOは、Atacama塩湖におけるSQMのリチウム鉱業権について現在調査を行っており、監査はSQMの事務所でも実施されるという。この調査は、SQMが許可された地域外で採掘を行っておりCORFOの土地の占有権を侵害しているとのNX Uno de Peine社からの告訴により開始された。NX Uno de Peine社は2012年9月に実施されたリチウム特別操業契約入札に参加した3者のうちの1者で、3番目の応札額を提示していた。同入札では1番目の応札額を提示したSQMが一度は落札とされたが、同社の入札資格不備によって入札全てが無効とされた。

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