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ニュース・フラッシュ

2013年7月12日 サンティアゴ 神谷夏実

ブラジル:INB、ウラン増産を計画

 メディア報道によると、ブラジル国営のウラン生産企業であるIndústrias Nucleares do Brasil (INB)は、今後5年間でウラン生産量を増産する計画がある。現在新たにAngra3原子力発電所(2016年稼動開始予定)を建設中であり、今後のウラン需要の増加を見込んでいる。現在ブラジルでは、Bahia州CaetitesにあるArea13鉱区でウランの生産を行っているが、INBの計画では、同地域のArea9鉱区にて新たに350 t/年のウランの生産を行う。INBは、開発に必要なブラジル環境院(IBAMA)及び国家原子力エネルギー委員会(CNEN)の許可を、2013年中に取得したい考えである。またINBでは、Ceara州Santa Quiteriaにて2017年までに新たなウラン鉱山建設の計画もある。同計画では、リン鉱石に伴うウラン鉱床が発見されている。なお、国際原子力機関 (IAEA)によると、ブラジルのウラン埋蔵量は世界第7位の309百万tであるとされる。ブラジルでは、現在Angra1(出力657 MW )及びAngra2(1.35 GW)の2基の原子力発電所が稼動しており、Rio de Janeiro州の電力の約3分の1、同国全体の電力消費量の約3%を供給している。

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