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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2013年7月15日 モスクワ 木原栄治

キルギス:Jerooy金鉱山権益、3分の1の開始価格で再入札

 2013年7月10日付け地元報道によると、キルギス・サティバルディエフ首相は、Jerooy金鉱山権益の入札開始価格を1億US$に引き下げ、再度入札を実施する旨、地元メディアに伝えた。同首相は「入札条件は検討済みで、近々公示される」としている。

 前回入札は2013年5月に公示されたが、応札がなく不成立であった。前回入札では、最低価格が3億US$とされ、さらに、社会福祉費として5,000万US$が付加されていた。また、旧利権者とJerooy鉱山の利権について裁判になった場合、キルギス政府の利益を守り、裁判で確定した全経費を補償する義務が落札者に課されていた。

 Jerooy鉱山の開発について、キルギス最高裁判所は、協定不履行のため、2012年10月にJerooyaltyn社(本社:カザフスタン・アスタナ市)から同鉱区の開発ライセンスを剥奪している。これを受け、カザフスタン関係者はキルギスへ4億US$の補償を求め、世界銀行投資紛争解決国際センター(ICSID)へ提訴中である。

 Jerooy鉱区の確認埋蔵量は金79.5 t、銀13 tとされており、さらに金10.3 tが存在するとみられている。過去20年間、10社もの外国投資家が次々と鉱山開発計画を発表したが、開発されない状況が今も続いている。

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