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ニュース・フラッシュ

鉱種:
チタン レアメタル
2013年7月19日 北京 篠田邦彦

インドネシア:興盛鉱業、100万tのチタン精製・粉末生産基地を建設する計画

 安泰科によれば、インドネシアのチタン精鉱輸出規制政策の影響を受け、山東興盛鉱業集団(以下、興盛鉱業)がインドネシアで投資建設するチタン精鉱プロジェクトが延期となった。国際政策の変更による影響から抜け出すため、興盛鉱業の李運徳理事長の話によると、山東省で100万tのチタン精製・粉末生産基地を建設する予定。

 インドネシア、ベトナムなどの国で、チタン精鉱への輸出規制政策がますます厳しくなる国際的背景の下、中国のチタン業界は大きな打撃を受けている。中国有色金属工業協会のチタン・ジルコン・ハフニウム部会と中国ペンキ工業協会二酸化チタン産業部会が2013年7月16日に開催した第1回中国チタン塩化技術及び原料実用フォーラムの円卓会議で、世界のチタン(塩化)原料の配置及び供給について協議を行った。

 李運徳理事長の話によると、同公司は、山東省でチタン原料生産基地を建設し、年間生産能力100万tのチタン精製・粉末生産基地を投資建設する予定で、山東日照港を輸出入の拠点とし、3年~5年間でチタン産業工業団地を築く。

 インドネシア政府は、2012年2月に公表した政策で、同年5月1日からチタン鉱石を含む14種の未加工金属鉱石の輸出禁止を実施するとしたが、その後採掘ライセンスを持つ鉱業企業に対し20%の輸出関税を徴収した後は輸出が可能となった。2014年からは未加工鉱石の輸出を全面的に禁止する予定。

 興盛鉱業も上述の政策の影響を受け、李運徳理事長の話によると、同公司がインドネシアで投資・建設したチタン鉱山で採掘されたチタン精鉱の最初の船便輸送が延期となった。

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