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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル コバルト
2013年7月22日 北京 篠田邦彦

中国:コバルトリッチクラスト鉱区の探査権を取得

 安泰科によれば、中国は国際海底機構の許可により、西太平洋のコバルトリッチクラスト鉱区の排他的探査権を取得した。太平洋で任務執行中の中国科学考察隊によると、蛟竜号は8月末に同地域に赴き科学調査を展開する予定。

 国際海底機構は、2013年7月19日に中国太洋鉱産資源研究開発協会(太洋協会と略称する)が提出した西太平洋コバルトリッチクラスト鉱区への探査申請を承認した。中国は、3種類の主要国際海底鉱産資源に対し独占探査権を所有する最初の国である。

 19日に開かれた国際海底機構第19回総会で、理事会が中国の申請を許可した。同時に日本のコバルトリッチクラスト探査申請も許可したが、ロシア、イギリス、インド、シンガポールが異なる資源について提出した4か所の鉱区探査申請については来年度の審査に延期した。

 コバルトリッチクラストとは深海底に存在する鉱物資源のひとつで、コバルト、マンガン、ニッケル、銅などの元素を含み、主に鉄マンガン酸化物から構成され、海底800 m~4,000 mの海山の斜面や頂上などの岩盤を皮殻のように覆う。

 中国が今回取得した排他的探査権の鉱区は、コバルトリッチクラスト資源が最も豊富に分布する西太平洋の海山地域に位置し、面積は3,000 ㎢である。

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