閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2013年7月22日 サンティアゴ 縫部保徳

チリ:CODELCO銅組合連合、CODELCOへの資金供給法案承認を国会へ呼びかけ

 メディア報道によると、2013年7月始めに政府によって決定された10億US$の利益返還を受け、CODELCO銅組合連合(FTC)のRaimundo Espinosa会長は、国会に対し新たな資金をCODELCOに提供するための法案を承認するよう求めた。国会の公聴会でEspinosa会長は、CODELCOは数十億US$に上る投資計画を実行するのに十分な余力がないとし、相当額の資本を供給する法案の必要性を訴えた。CODELCOは2012年から2016年の間に270億US$を投資する計画に着手しており、2013年だけでも50億US$程度の投資を計画していた。同会長はChuquicamata事業所の坑内採掘移行やEl Teniente事業所の新規レベル開発など、基幹プロジェクトが実行されるかどうかにCODELCOの将来がかかっており、これらが実現しなければ銅生産量が年70万tまで下がる可能性もあるとしている。FTCはチリの政府系ファンドから10億US$を資本化することを提案している。類似の法律は2009年に承認されているという。Espinosa会長によれば、民間鉱山会社が利益の55%を再投資しているのに比べ、CODELCOは純利益の9%しか利益返還を認められていない。

 別のメディア報道によれば、CODELCOのThomas Keller総裁は投資資金確保の方法として、資産の売却を現時点では検討していないとし、投資の優先順位について再検討を行っているところで、更なる社債の発行も含めて検討していると述べた。

ページトップへ