閉じる

ニュース・フラッシュ

2013年8月12日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:Minera Penmont社の火薬使用許可を一時停止

 2013年8月6日付け業界紙等によると、国防省(SEDENA)は、Sonora州の農地問題担当高等裁判所の申請に基づき、Fresnillo plc.(本社:ロンドン)の子会社であるMinera Penmont社が取得している火薬使用許可を一時停止した。

 この背景としては、2012年にMinera Penmont社が同州に保有するDipolas鉱山において、近隣の住民により共有地賃貸契約に関する訴訟を起こされ、最近になって同高裁が住民の訴えを認め、同社に対し共有地の返却を命じるとともに、SEDENAに対し同社の火薬使用許可の一時停止を申請した経緯を有す。

 一方、Fresnillo plcのCEOによると、同高裁の裁定により、Minera Penmont社は同鉱山の全ての重機・器械を移動させ、採鉱活動及び金銀抽出プラント操業を停止している。また、他の鉱山に関しては、ストック粗鉱により平常どおり操業を継続しているが、La Herradura 鉱山に関しては本年8月初頭、Noche Buena 鉱山に関しては本年8月末でストック粗鉱が枯渇する見通しである。したがって、問題が長期化すれば操業全体が一時停止となる。

 なお、Fresnillo plcはこの鉱山訴訟問題を踏まえ、2013年当初計画による金生産量15.2 tを14.5 tへと下方修正した。

ページトップへ