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ニュース・フラッシュ

2013年8月12日 北京 篠田邦彦

中国:包頭レアアース製品取引所、2013年10月に試験的な運営を開始する予定

 安泰科によれば、2013年8月8日に開かれた第5回中国包頭レアアース産業フォーラムからの情報によると、国内外から注目を浴びている包頭レアアース製品取引所が、2013年10月に試験的な運営を開始する予定。

 包頭レアアース製品取引所有限公司の顧明総経理によると、現在、取引所の内装、装飾工事に力を入れ実施中であり、2013年8月末に工事が完了する予定で、9月初めに取引システムの取り付けを行う見込み。現在、取引システムに対する内部テストを行っており、シミュレーションが完了すれば、10月に試験的な運営を開始する予定。

 顧明総経理によると、8月中旬頃から、包頭レアアース製品取引所は社会に向けて会員を募集する予定。

 包頭レアアース製品取引所の取引方式は、E現物(電子モール)、競売取引及び直物取引の3種類で、そのうちE現物や競売取引についてはレアアース製品の品目に対して制限を設けていない。直物取引については、最初の段階では1~2種のレアアース製品にのみ適用される。運営してしばらく後、包頭レアアース製品取引所有限公司はレアアース製品価格指数を発表する計画だが、同指数は取引価格あるいは引合い価格を基準として計算するのかについては、現在確定していない。規定に基づき、包頭レアアース製品取引所有限公司は、レアアースの現物取引を行い、大口商品の中・長期取引、大口商品の中・長期取引市場管理、倉荷証券事業は行わない。

 包頭レアアース製品取引所有限公司は、包鋼希土(集団)ハイテク株式有限公司、国家物資備蓄調整センター、中国有色金属建設株式有限公司、四川江銅レアアース有限責任公司、厦門タングステン業株式有限公司、中国希有希少有限公司、五鉱希土有限責任公司、広東省希土産業集団、甘粛レアアース新材料株式有限公司、内モンゴルハイテク持株有限公司、中鋼貿易有限公司、中核投資有限公司等12の企業及び機構が共同出資により設立したもので、取引所の登録資本金は1.2億元である。

 同取引所の運営開始後、レアアース市場取引の透明性を高め、中国のレアアース製品価格の形成メカニズムを完備することが可能となる。

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