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ニュース・フラッシュ

2013年8月16日 サンティアゴ 神谷夏実

ブラジル:MMX社、2013年Q2の業績発表

 MMX社は、2013年Q2の業績を発表した。鉄鉱石生産量は1,735.7千t(前年同期比2%増)で、売り上げは284.5百万レアル(約121百万US$、同40%増)、調整後のEBITDAは41.4百万レアル(約17.6百万US$)で、EBITDAマージンは前年同期の7.4%から41.4%に増加した。また純利益は441.5百万レアル(約187.6百万US$)で、前期の55.2百万レアル(約23.5百万US$)より赤字が拡大した。SUDESTEシステムは、EBITDAベースで黒字となっているものの、Corumba鉱山は増産にもかかわらず10.1百万レアル(約4.3百万US$)の赤字となっており、MMX社の経営の足かせとなっている。MMX社の負債は2,641.2百万レアル(約1,122.5百万US$)で、前年同期比41%増となった。

 また、同社が属するEBXグループ企業の業績も、OGX社(石油開発)を中心に不振が続き、Eike Batista代表は、経営戦略の見直しを迫られている。OGX社は、開発する石油鉱区からの産油量が少なく、2013年Q2に47億レアル(約20億US$)の赤字を発表している。EBXグループは、既にLLX社 (ロジスティックス、Acu港を建設中)の株式の一部を米国EIG Global Energy Partners(EIG)に売却し、Eike Batista代表もLLX社の経営から離れることとなっている。売却額は13億レアル(約5.5億US$)とされる。なお、EIGには中国CICが出資をしているが、LLX社が現在建設中のAcu港は中国向けの重要なコモディティー輸出インフラと捕らえているとみられる。なお、直近の報道では、EBXグループは、MMX社の全株式の売却を考えているとされ、事態はより深刻になる可能性もある。

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