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ニュース・フラッシュ

2013年8月19日 メキシコ 縄田俊之

グアテマラ:先住民族が鉱業への抗議活動として主要幹線道路を封鎖

 2013年8月12日付け業界紙等によると、グアテマラの先住民族は、鉱業及びその他巨大プロジェクトは社会生活及び地球環境を著しく害すものであるとして、国連が定めた8月9日「世界の先住民の国際デー」に合わせ、グアテマラ国内の少なくとも10の主要幹線道路を封鎖する等全国的な抗議活動を行った。

 今般の抗議活動を組織したNGOは、鉱業、並びに、水力発電及び農業関係メガプロジェクトは多くの生命と母なる自然を危機的状況にさらすものであるとし、これらに対し断固反対する旨を宣言した。

 今般の抗議活動のように、コミュニティやローカルNGOによる鉱業プロジェクトへの反対運動は、グアテマラの鉱業部門にとって重大問題であり、同国において加Tahoe Resources Inc.(本社:バンクーバー)が保有するEscobal多金属プロジェクトや、米Kappes Cassiday & Associate(KCA)社が保有するTamor金プロジェクトでは、これら反対運動やそれに伴う暴力行為等により多大な損害や影響を受けている。

 なお、本年7月、Pérez Molina大統領は、新鉱業法が国会で承認されるまでの期間、政府、コミュニティ及び金属鉱業企業の間における国民的対話の時間を用意することを盛り込んだ鉱業モラトリアムを発表している。

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