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ニュース・フラッシュ

2013年8月19日 バンクーバー 室井エリサ

加:Avanti Mine社、Kisault 鉱山の環境許認可に反対するNisga’a Nationに反論の構え

 2013年8月2日、Avanti Mining Inc.(以下、Avanti社)は100%子会社であるAvanti Kitsault Mine Ltdを通じて、Nisga’a NationがBC州高等裁判所に提出した訴状の通知を受け取ったと発表した。この訴状はBC州Prince Rupert北部「Kitsaultモリブデン鉱山」の再開計画に対して、BC州環境評価局(EAO)が下した環境評価の承認決定に異議を唱えるものであり、BC州環境大臣、同エネルギー鉱業大臣、同天然ガス開発大臣、及びBC州政府を相手取っている。これに対し、同社は対抗する意を表明した。

 本件に関し、Avanti社のCraig Nelsen社長兼CEOは次のように述べている。

 「本プロジェクトは広範囲に及ぶモニタリンングや保全手段、必要があれば水処理施設の導入、等を含んだ高いレベルでの環境保全策を取っている。これらの保全策は特にNisga’aの先住民を意識した環境・社会・文化に対する包括的なインパクト評価(ESCIA)を含む、州の環境評価プロセスの過程を経て構築されたものであり、そして、これらはNisga’a先住民からの広範囲に及ぶアドバイスや協議によって取り入れられたのである。

 Kitsault鉱山は既に操業許可を受けており、BC州の環境評価プロセスを実施する事を法的に免除されているが、当社は自発的に環境評価プロセスを行うと決めた。これは、先住民協定を扱うEAOの強固な実績に従った評価プロセスに則る事が先住民にとって重要であると考えたためである。

 当社は先住民協定を含む、全ての法的要求に取り組んできたし、当該高裁は先住民族に対する法的義務を我々のプロジェクトが十分に満たしていると認めており、また、環境評価局の決定が法廷によって覆された事例は無い。

 当社は本プロジェクトが多大なる雇用と職業訓練の機会をNisga’a先住民等、地元に住む人々に提供できると確信しており、この機会を確実なものとするために本プロジェクトを前進させる。」

 なお、問題となっている同プロジェクトに対するBC州の環境評価承認は2013年3月18日に付与されたが、連邦の環境評価承認は未だである。

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