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ニュース・フラッシュ

2013年8月23日 ハノイ 五十嵐吉昭

ベトナム: 国会常任委員会、鉱物資源採掘のロイヤルティ引上げに同意せず

 2013年8月21日の政府オンラインニュースによると、ベトナムの国会常任委員会において、財務省が提案する鉱物資源採掘のロイヤルティ引上げ(2013/06/05ニュースフラッシュNo.13-22)について議論がなされたが、常任委員会の同意を得るには至らなかった。ベトナムにおいては、2010年4月、国会常任委員会決議No.928/2010/UBTVQH12によって各鉱物資源に高率のロイヤルティが課されているが、財務省は非再生資源の効率的な採掘と利用を促すためロイヤルティを引上げるとし、2012年に41兆ドンであったロイヤルティが引上げにより2兆ドン増加すると主張した。国会財務予算委員会は引上げの提案に同意したが、常任委員会の過半は鉱山の操業が立ち行かなくなるとして同意には至らなかった。Hung国会議長は、2兆ドン以上の歳入増加は大きいが、鉱業活動への影響を注意深く検討し、議論と調査を続けて次回会合への提案前に最良の選択の総意を得ると結論付けた。

 なお、ベトナムビジネスフォーラム鉱業部会長及びベトナム鉄鋼協会はこの引上げの提案に強く反対している。

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