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ニュース・フラッシュ

2013年8月26日 メキシコ 縄田俊之

メキシコ:メキシコ鉱業会議所会頭、ロイヤルティ導入に対する懸念を表明

 2013年8月20日付け業界紙等によると、メキシコ鉱業会議所(CAMIMEX)のHumberto Zubizarreta会頭は、政府が導入を検討しているロイヤルティに関し、本ロイヤルティ導入による鉱業分野でのリスクの発生とコスト上昇を政府は十分に考慮すべきである旨、2013年CAMIMEX年次報告で表明した。

 同会頭は、鉱業は資本集約的産業であるため膨大な人件費を要し、かつ、事業化に際しても長期間を必要とする上、現状においても、法人税、鉱業に関する租税、労働者への純利益配当義務、警備及び保安に伴う費用、社会・環境対策費用等多大なコストを支払っているが、更にロイヤルティを導入することとなれば、価格面での国際競争力が著しく低下し、将来的に雇用等を含めメキシコの鉱業に深刻なダメージを与えることになる旨述べた。

 この背景としては、ロイヤルティの導入に関する国会審議に関して、本年4月に下院にてロイヤルティを5%とする法案が可決されおり、本年9~12月にわたって開催される次期通常国会の上院にて審議される段階にある。

 なお、一部関係者によると、下院にて可決されたロイヤルティ法案に関しては、法案の一部誤りと鉱業関係者の反対により、次期通常国会の上院で可決される可能性は少ない。

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